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: この文書について... : 基本的なSUPERFISHの使い方 : 境界条件の指定(TMモードの計算)

曲線境界を持った形状の計算

次に,曲線の構造を持ったより現実の加速空洞に近い形状を計算してみよう. SUPERFISHでは円弧を指定できる.その例を以下に示す.
PI_mode.af
$reg kprob=1, dx=0.020000, xdri=0.750000, ydri=1.386000,
 nbsup=1, nbslo=0, nbslf=0, nbsrt=0,
 freq=9400.000000, kmethod=1, beta=0.940651 
$
$po x=0.000000, y=0.000000 $
$po x=0.000000, y=0.400000 $
$po nt=2, r=0.075000, theta=0, x0=0.000000, y0=0.475000 $
$po x=0.075000, y=0.725000 $
$po nt=2, r=0.675000, theta=90, x0=0.750000, y0=0.725000 $
$po nt=2, r=0.675000, theta=0, x0=0.750000, y0=0.725000 $
$po x=1.425000, y=0.475000 $
$po nt=2, r=0.075000, theta=270, x0=1.500000, y0=0.475000 $
$po x=1.500000, y=0.000000 $
$po x=0.000000, y=0.000000 $
このファイルの計算結果は,図6のようになる.
図 6: 曲線を含んだ形状の空洞の計算結果
\includegraphics[width=120mm]{fig/PI_MODE00.eps}
ファイルの中で円弧を設定しているのは,
$po nt=2, r=R, theta=$ \theta$, x0=X, y0=Y $
の部分である.円弧の中心を(X, Y)で指定し,その半径をR で表す.そして,円弧の範囲は前回指定した点から$ \theta$の角度までである. この角度$ \theta$というのは,ベクトル(1,0)との角度であって,円弧の角度で はない.図7にこの関係を示す.
図 7: SUPERFISHの円弧の指定方法
\includegraphics[width=80mm]{fig/arc.eps}



natsui takuya 平成19年5月9日


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