画像以外にも、コンピューターが処理するデータは沢山ある。それらは、全て数字となっ ており、それをどのように表現するかがプログラムのポイントなる。データの表現の方法をデー タ構造と言う。このデータ構造をまとめたもの表1に示す。 これまでは、基本データ型の単純型のみを使ってプログラムを組んできたが、今回で配列 を学習したわけである。
諸君は、配列をつかうことで、大量のデータを効率よく扱えるようになったのである。た だ、表を見てわかるようにこれまで学習したものは、まだデータ構造の一部であることが分かる。2年 生以降、これらのデータ構造の詳細を学習することになるであろう。プログラミングの修得の道のりは、長いのである。
 
| データ構造 | 基本データ構造 | 基本データ型 | 単純型 | 整数型 | 
| 実数型 | ||||
| 文字型 | ||||
| 論理型 | ||||
| 数え上げ型 | ||||
| ポインタ型 | ||||
| 構造型 | 配列型 | |||
| レコード型 | ||||
| 抽象データ型 | ||||
| 問題向きデータ構造 | 線形リスト | 単純リスト | ||
| 双リスト | ||||
| 環状リスト | ||||
| 木 | 二分木 | 完全二分木 | ||
| 二分探索木 | ||||
| バランス木 | ||||
| 多分木 | ||||
| バランス木 | AVL木 | |||
| B木 | ||||
| スタック | ||||
| キュー | ||||