先のファイル処理では、いろいろなコマンドが並んでいた。そして、それは上
から下へと処理が進められた。これは、プログラムに他ならない。プログラム
に必要な構文は、
- 制御文
- サブルーチン
- 配列などの高度な変数の取り扱い
- フィル処理
等である。Mathematicaには、これらに関する全てのコマンドが用意されてい
る。それも、FORTRANは言うに及ばず、C言語よりも、そのコマンドは高度で幅
広い。コマンドが多すぎるのが欠点であるが、マニュアルやヘルプを参照して
必要なコマンドを使うよう心がけるべきである。
ここでの実験で、これら全てを学習することは時間的に不可能である。そこで、
諸君はMathematicaでプログラムが書けることを憶えておき、研究で必要にな
ればそれを使うようにすれば良い。
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Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
平成16年10月13日