前回の授業の授業に引き続き、ポインターについて学習する。前回は、ポインターを使っ
て例として、関数のアドレス渡しについて学習した。
- 呼び出し側の関数は、自分の領域の変数のアドレスを引数として、呼び出した関
数に渡す。
- 呼び出された側は、呼び出し側の変数のアドレスをポインターに格納する。
- このポインターに格納されたアドレスにより、呼び出された側は、呼び出しの領
域のデータを操作できる。
前回の授業ではざっとこのようなことを学習したわけであるが、今回は配列と、文字リテ
ラルについて学習する。
実際にポインターが本当に便利になるのは、もっと複雑なデータ構造を取り扱うときであ
る。例えば、連結リストや木構造などである。これらについては、後期の学習範囲である。
ポインターと言うものの概念が分からないと、後期の講義にはついていけないので、しっ
かり学習して欲しい。
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Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
平成19年6月24日