前回の授業に引き続き、ポインターについて学習する。その前にちょっとだけ復習
をしておく。前回の授業をまとめると、以下のようになる。
- ポインターとは、アドレスを格納する変数のことである。
- ポインターの宣言には、型名とアスタリスク()を付ける。型名を指定する
のは、ポインターが示すアドレスにはどのようなデータが格納されているかを示
すためである2
- 変数のアドレスを取り出すには、変数名の前にアンパサンド(&)をつける。
&はアドレス演算子である。
- ポインターが示しているデータの値を取り出すためには、ポインター変数の前に
アスタリスク(*)をつける。*は間接参照演算子である。
前回の授業ではざっとこのようなことを学習したわけであるが、今回と来週にかけて、今
まで知らないうちに使ってきたポインターの例を示す。本日は、以下の例を示す。
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Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
平成19年6月24日