ls -lなどである。このように、コマンドをフィルターと呼ぶ。
複数のコマンドを使って、処理したいデータがある場合、UNIXではコマンドを接続することができ る。標準出力から出てくるデータを次のコマンドの標準入力に渡すのである。例えば、
ls -l | sort -n +4のようにするのである。最初のコマンドで、カレントディレクトリーのファイルとディレ クトリーの情報を調べ、次のコマンドでファイル容量の順に並べている。
このようにコマンドを連結する機能をパイプラインという。そして、連結する | を
パイプという。あたかも、パイプにデータが流れているかのようである。もちろん、2個
以上のコマンドの連結が可能である。