これまで,ガウス・ジョルダン法やLU分解を用いた連立1次方程式の解を求める方法を学
習した.これらの方法は,所定の回数計算すれば解が求まる直接法と言われる方法である.
この方法は,必ず解が求まる反面,計算時間がかかることが多い.大きな連立方程式を計
算するには不向きである.そこで,本日は,計算時間がこれに比べて格段に早い,反復法
を学習する.
反復法に先立って,線形代数の復習をする.少しばかり,反復法の説明に必要なのである.
反復法の使い方は難しくないので,このプリントを自分でちゃんと読めば理解できるはず
である.
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Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
2005-12-09