6 データ構造

コンピューターで処理するデータは,全て,数字2に置き換えられる.絵や音,あるいは文字なども全て,数字に直して取り扱っている のである.そして,その取り扱う数字の個数は莫大である.たとえば,画素数が $ 600\times800$のカラー画像を考える. -4pt たった,一枚のカラー画に144万の数字が必要である.動画になると,これを1秒間に30回 も計算している.驚くべきことである.

画像以外にも,コンピューターが処理するデータは沢山ある.それらは,全て数字となっ ており,それをどのように表現するかがプログラムのポイントなる.データの表現の方法 をデータ構造と言う.このデータ構造をまとめたもの表 1に示す.これまでは,基本データ型の単純型のみを 使ってプログラムを組んできたが,今回で配列を学習したわけである.

諸君は,配列をつかうことで,大量のデータを効率よく扱えるようになったのである.た だ,表を見てわかるようにこれまで学習したものは,まだデータ構造の一部であることが 分かる.2年生以降,これらのデータ構造の詳細を学習することになる.プログラミング の修得の道のりは,長いのである.


表 1: データ構造の種類
データ構造 基本データ構造 基本データ型 単純型 整数型
実数型
文字型
論理型
数え上げ型
ポインタ型
構造型 配列型
レコード型
抽象データ型
問題向きデータ構造 線形リスト 単純リスト
双リスト
環状リスト
木 二分木 完全二分木
二分探索木
バランス木
多分木
バランス木 AVL木
B木
スタック
キュー


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著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成18年12月15日
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