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2 プログラミング演習(予習褊)
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1
プログラミング演習(復習褊)
夏休みまでの学習した内容のプログラム作成課題である.これらのプログラムが自在にで きれば,夏休み前の内容は完璧である.
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問
1
]
教科書の1-3章を3回,読め.
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問
2
]
2つの抵抗の値をキーボードから読み込む.それらを,直列接続した場合 と並列接続した場合の全抵抗をディスプレイに表示するプログラムを作成 せよ.
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問
3
]
キーボードから角度を読み込む.読み込む角度の単位は,[度]とする.ディ スプレイに,
の値を表示するプログラムを作成せよ.
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問
4
]
図
1
に示す5種類の回路がある.キーボードから,それ ぞれの抵抗(
)の抵抗値[
]と,A-B間にかか る電圧[
]を入力する.そして,計算する回路を選択する. 回路の全抵抗[
]と単位時間あたりの発熱量 [
] を出力するプログラムを作成せよ.
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問
5
]
1次方程式,あるいは2次方程式の解を計算するプログラムを作成せよ.ま ず,キーボードから1あるいは2を入力して,解くべき方程式を選択する.
1次方程式
の場合,係数
をキーボードから 読み込み,解を表示する.
2次方程式
の場合,係数
をキーボードから 読み込み,解を表示する.複素数解もちゃんと表示すること.
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問
6
]
三角形の面積を計算するプログラムを作成せよ.入力データは,三辺の長 さ
とする.三辺の長さから,三角形の面積はヘロンの公式 を使って,
と計算できる.
が三角形の面積になる.このプログラム を使うユーザーはおっちょこちょいなので,入力データのチェック を行う以下のプログラム--ルーチン--を付加する.
もし,辺の長さ
a,b,c
のいずれかが負の場合,「辺 の長さが負です」と表示する.そして,プログラムは終了--
return
文を実行--する.
もし,いずれかの辺の長さが,他の2辺の和よりも大きいならば, 「三角形はできません」と表示する.そして,プログラムは終了 する.
上の2つの条件に当てはまらなければ,ちゃんとした三角形ができ る.この場合は,面積を計算して,ディスプレイに出力する.
図 1:
抵抗と発熱を求める回路.
ホームページ:
Yamamoto's laboratory
著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
平成18年7月19日