以下のようなテクニックを身につけると,プログラムの作成が容易になる.
- 似たようなプログラムをコピーと修正により,新規に作成する.毎回,最初から
プログラムを作成すると,手間が大変だし,時間もかかる.以前作成したプログ
ラムのソースファイルをコピーして,修正する方が断然,楽である.
- プログラムは,ディレクトリー毎にわけて管理する.これから,諸君は多くのプ
ログラムを作成することになる.作成したプログラムが,すぐに利用できるよう
に整理しておくと便利である.良いプログラムは,財産となる.少なくとも,
卒業研究に利用することは可能である.いざ使うときに,すぐにみつからないと
利用する気も失せてしまう.
- コマンドをタイプするCUIでのファイル操作が性に合わなければ,GUIのファイル
操作を使えば良い.
- 補完機能を上手に使うとタイプする回数が少なくなり,プログラマーのストレス
が減る.長いファイル名を入れるときに,途中までタイプして,[Tab]キーを押す
と,それ以降のファイル名を補ってくれる.ファイル名を最後まで入れる必要は
ない.また,コマンドも補ってくれる.
- コピー・ペーストを利用しよう.一番単純なコピーペーストは,マウスの左ドラッ
グと中クリックである.これは,emacsに限らず,いつでもどこでも使える.
- history機能を利用しよう.UNIXを使ってプログラムを作成しているとき,同じよ
うなコマンドを何回もタイプする.例えば,gcc -o hoge fuga.cなどである.
これをいちいちタイプしていたら,それだけでプログラム作成の意欲が失う.こ
のようなときは,[上矢印]や[下矢印]を使うと,良い.以前タイプした文字が出
てくる.編集も可能である.
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Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
平成18年5月2日