先週までの授業内容を理解した上で,教科書 [
1]の5〜8章が本日の範囲で
ある.ただし,先に進む前に,先週までの復習を行う.復習の内容は,以下の通り.これら
が分かっている者は,復習は時間の無駄で,先に進むことに心がけよ.
-4pt
- プログラムの作成方法とコンパイル,実行
- プログラムの書き方
- C言語の文法をちょっと
先週までの内容を理解した後,以下のことを学習する.
- 5章
- 型変換
- 暗黙の型変換により,データは自動的に無難な型に変換
される.
- 任意の型に変換するためには,明示的な型変換(キャスト)
を使う.
- 6章
- 記憶クラス
- ローカル変数とグローバル変数の違い.
- 自動変数(auto)と静的変数(static)の違い.
- 7章
- 初期化
- 配列の宣言と同時に代入演算子(=)を用いて,変数
に値が代入できる.
- 8章
- 演算子
- 関係演算子,等価演算子,論理演算子の使い方.
- インクリメント,デクリメント演算子の使い方.
- 代入演算子の使い方.
いろいろと書いてあるが,当面,必要はことをまとめると,つぎのようになる.本日は,
これさえわかればよい.
- 整数を整数で割る場合は,気を付けろ.整数/整数の演算の結果は,
整数になり,切り捨てが行われる.
- 大小の比較などの演算の結果は,0か1になる.
- i++はiの値を1増加させる.i-はiの値を1減少させる.
- イコールは等しいという意味は,まったくない.右辺の式を計算して,左辺の変
数に代入する--という動作の命令である.
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Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
平成18年5月2日