本日と来週の授業で,非線形方程式の近似解をコンピューターで計算する方法について学
習する.具体的には,
二分法と
ニュートン法と呼ばれる方法の原理を学び,
自らプログラムを作成する.これらを通して,コンピューターを使って,非線形方程式を
解く技術を取得することを目指す.ここでの学習で設定しているゴールは次のとおりである.
- 2分法とニュートン法の計算方法のイメージがつかめる.グラフを使って,それぞ
れの方法の考え方が説明できる.また,ニュートン法の漸化式を導くことができ
る.
- アルゴリズムが理解でき,計算方法のフローチャートが書ける.
- それぞれ計算方法に優劣があり,問題により使い分けを行う必要があることが理解できる.
- C言語でプログラムの作成ができる.
講義ではその計算方法のイメージ--幾何学的な図--をつかむことに努めよ.イメージが
つかめると,その計算は簡単に出来るであろう.
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Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
平成19年7月18日