を独立したベクトル演算子と考えると都合がよい.どのように都合が良い かは後で述べる.勾配を表す式(6)では で一つの記号で あったが,今後はベクトル演算子 スカラー場 との積と考える.すな わち,
また,これは微分を表すことも忘れてはならない.微分演算子 のようにである.このベクトル演算子はは当然スカラー場やベクトル量に作用する.
ベクトル演算子はベクトル量とスカラー積やベクトル積をとることができる.それについ ては,次節以降に述べる.