電磁気学が取り扱う問題を考えるとき、ベクトル解析を使うことが多い。そこで現れる
量の多くが、ベクトルであることを考えると当然である。ベクトルで表現すると、物
理的な内容を簡素に表現でき、まことに便利である。その一方、なれないとその数学的な
取り扱いに気をとられ、物理的な内容を見失いかねない。その中でも、座標系を変えた場
合のベクトルの取り扱いに苦労している学生が多い。そこで、ここでは、座標系の取り扱
いの基本を示す。
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著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成20年3月24日