マクスウェルの方程式を離散化して、有限要素法により、電磁場を計算しようとしている。
実際には、電磁場そのものではなく、ポテンシャルを計算することが多い。電磁場を知り
たければ、それを微分すれば良い。有限要素法の計算では、離散化されたポテンシャルが
得られるが、その微分について少し考えることにする。ここでは、離散化された量の微分
の計算方法を示す。
今のところ我々は、軸対称形状の以下の問題を計算している。
これらの電場や磁場を求める場合の微分の方法について示す。ただし、ここでは、軸対称
問題視か扱わないので、円柱座標系を用いることにする。円柱座標系の詳細を知りたけれ
ば、「座標系と微分演算子」を見よ。
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著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成19年8月20日