2 プログラムの作成方法

久しぶりの実習なので、プログラムの作成方法を忘れた者が居ると思う。もう一度、プロ グラム作成手順を簡単に書いておく。細かいことを忘れた者は、以前のプリントを見るこ と。

次のようにプログラムを作成する手順を示す。これは例なので、本日の課題 に関して、各自、自分なりの方法を考えてプログラムを作成すること。

  1. ホームディレクトリーの下へプログラム格納用のディレクトリー「hogehoge」を 作成する。
    • まずは、ホームディレクトリーに移動する。コマンド「cd」と ターミナルで入力する。
    • コマンド「mkdir hogehoge」と入力し、サブディレクトリーを作成す る。
    • コマンド「cd hogehoge」で、サブディレクトリーへ移動する。
  2. サブディレクトリーの中に、「hugahuga.c」というソースファイルを作成する。
    • コマンド「iedit hugahuga.c」で、LPEX Editorを立ち上げる。 2
    • エディターの編集画面が出てくるので、プログラムを打ち込む。
    • プログラムを打ち込み終わると、その内容のセーブ(保管)する。
  3. ソースプログラムをコンパイルする。
    • コマンド「cc -o foo hugahuga.c」と打ち込む。 ccがコンパイルをしなさいという命令である。次の-oは出力ファ イル名を示すオプションで、その後に機械語に翻訳されたファイル名を書 く。最後に、ソースファイル名を書く。したがって、ここでは、 ソースファイル「hugahuga.c」を翻訳して機械語の「foo」が 出来上がる。
    • もし、エラーがあればソースプログラムを再編集して、保管、 コンパイルを行う。
  4. 出来上がった機械語の実行ファイルを実行させる。
    • ターミナルで、実行ファイルがあるか確認をする。コマンド 「ls」を打ち込むと、実行ファイル「foo*」が表示さ れる。ファイル名の後ろにアスタリスクが付いているのは、実行 ファイルの印である。
    • コマンド「./foo」と打ち込こむことにより作成したプ ログラムを実行できる。「./」は、カレントディレクトリーを示す。



ホームページ: Yamamoto's laboratory
著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成16年10月14日


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