今まで、学習してきたことをまとめると、次のようになる。
- 入出力
scanf |
キーボードからの入力 |
printf |
ディスプレイ出力 |
- 変数宣言
int |
変数名を書くことにより、整数を入れる入れ物を用意する。 |
double |
変数名を書くことにより、倍精度実数を入れる入れ物を用意する。 |
- 演算子
= |
代入を行う |
+,-,*,- |
四則演算を行う |
<, <=, >, >= |
大小を判定する関係演算子 |
!=, == |
等しいか、否かを判定する演算子 |
&&, ||, ! |
論理演算子 |
- 制御文
if |
else if や elseと組み合わせて、制御構造を作る |
switch |
caseと組み合わせて、多分岐構造を作る。 |
- 繰り返し文
for |
前判定繰り返し。あらかじめ繰り返し回数が分かっているときに、使
われることが多い。 |
while |
前判定繰り返し。繰り返し回数が分からないときに、使われることが多い。 |
do while |
後判定繰り返し。繰り返し回数が分からないときに、使われることが多い。 |
本日は、配列というデータ構造について、学習する。いままで、諸君が知っているデータ
構造は、単純型と呼ばれるもので、
int a;
double x;
のように宣言される。これは、
- aという名前が付いた整数を格納する入れ物を用意する。
- xという名前が付いた倍精度実数を格納する入れ物を用意する。
というように解釈する。このデータ構造では、変数名、たとえば
aや
wを指定す
ることで、データにアクセスする。
ここでは、もっと進んだデータ構造を学習する。それは、配列と呼ばれるもので、
int b[10000];
double y[10000];
のように宣言され、名前と自然数によりデータにアクセスできる。この配列の使い方を理
解することで、とんでもなく大量のデータを取り扱うことができるようになる。
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Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
平成16年10月22日