1 前回の復習と今週の内容

1.1 前回の復習

配列を学習するまで、諸君が知っていたデータ構造は、単純型と呼ばれるもので、
	
	int a;
	double x;
のように宣言する。これは、 というように解釈する。このデータ構造では、変数名、たとえばawを指定す ることで、データにアクセスできる。

先週は、単純型に比べ、より多くのデータを扱える配列というデータ構造について、学習 した。それは、

	
	int b[10000];
	double y[10000];
のように宣言する。配列名と自然数により目的のデータにアクセスできる。この配列を上 手に使うことにより、大量のデータを取り扱うことができる。このようなことを学習した。

1.2 今週の学習内容

前回までの学習で、配列を使うことにより、大きなデータを扱えるようになったが、依然 としてデータの入力は、キーボードを用いていた。また、データの表示もディスプレイの みであった。これでは、実際には大きなデータを扱うことは難しい。そこで、本日は、デー タをハードディスク上で読み書きする方法を学習する。


ホームページ: Yamamoto's laboratory
著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成16年11月9日


no counter