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5 練習問題
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プログラムの作成と実行
それでは、実際に、プログラムを作成して、実行させて見ましょう。初心者が 最初に作るものとして、最も有名な'Hello World'というプログラムを作りま す。
ターミナルの起動
端末エミュレーターをダブルクリックして、ターミナルを立ち 上げます。
作業ディレクトリーの作成と移動
'mkdir hello'とタイプして、作業用ディレクトリーhello を作ります。
作業用ディレクトリーができているか、'ls'コマンドで確認し ます。すると''hello/''が表示されるはずです。
'cd hello'とタイプして、作業用ディレクトリーに移動します。
'pwd'コマンドで、作業用ディレクトリーに移れたことを確認し ます。
エディターの起動
[LPEX Editor]をダブルクリックして、エディターを立ち上げま す。
ファイル名の入力を促されますので、'hello/hello_world.c'と 書きましょう。すると、プログラムのソースを書くウインドウが 現れます。
プログラムの記述
エディターのウィンドウに以下のプログラムを書きましょう。
#include <stdio.h> int main(){ printf("Hello World !!\n"); return(0); }
プログラムの保管
プログラムを書き終わったならば、[ファイル]メニューの[保管] を選択する。あるいは、フロッピーディスクアイコンをクリック して、ソースファイルを保管します。
ターミナル上で'ls'コマンドを打ち、ソースファイルが保管さ れていることを確認しましょう。
コンパイル
ターミナル上で'cc -o aisatsu hello_world.c'と打ち込み、 先ほど作成したソースファイルをコンパイルしましょう。
もし、コンパイルエラーが発生したら、ソースファイルを修正 します。
実行ファイルができているか、'ls'コマンドで確認しましょう。
実行
ターミナル上で'aisatsu'と打ち込み、プログラムを実行させま す。
'Hello World'と表示されれば、プログラムは動作は完璧です。
ホームページ:
Yamamoto's laboratory
著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
平成19年8月22日