2 これまでの復習

2.1 プログラムの作成順序

これから、諸君は多くのプログラムを作る。それらは、分かりやすく分類しな くてはならない。そのため、それぞれのプログラム用にサブディレクトリーを 作成し、その中にプログラムを入れておくことが望ましい。サブディレクトリー の作成から、ソースファイルの作成、コンパイル、実行が一連のプログラム作 成の手順である。ここで、


サブディレクトリー名 work
ソースファイル名 hogehoge.c
実行ファイル名 fugafuga



とした場合の具体的なプログラム作成方法を示す。ただし、名前は適当に変えてよい。
  1. サブディレクトリーの作成と移動
  2. ソースファイルの作成
  3. ソースプログラムのコンパイル
  4. 実行ファイルの実行

2.2 何かを表示するプログラム

これまでに学習したプログラムは、printf()関数を使って、ダブルクォーテー ションの間に書かれた文字をディスプレイに書き出すプログラムでった。それ は、次のようなものである。 =1 program/yes.tex このプログラムの各行の役割は、次の通りである。コンピュータープログラム は、各行がきちんとした役割を持ち、厳密に動作することを理解しなくてはな らない。 以上がプログラムの内容の全てである。実際にプログラムが動作している部分 (実行文)は、5と6、9行目であるが、それを実行させるために、いろいろ準備 が必要である。これ以外の行は、その準備のために必要である。

あとはプログラムは一目見て分かりやすいように、空行(2と8行)を入れたり、 インデント(5〜9行)を行っている。空行やインデント2が無くてもプログラムは動作するが、プ ログラマーの処理の塊がすぐに分かるようにすることは重要である。長いプロ グラムを書くときに、ミスをかなり減らすことができる。



ホームページ: Yamamoto's laboratory
著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成19年8月22日


no counter