1 復習と本日の内容

1.1 復習

前回は、数値データを文字データに変換するプログラムを学習した。数値を文字コードに 変換するためには、以下のようにした。最大の桁から文字コードに変換する。
  1. 変換したい桁の値を求める。それは、数値をその桁で割る。(例 $ 23456\div
10000=2$余り$ 3456$)
  2. 商に#0030を加算。(例 OR GR2,MOJI ;GR3: MOJI:#0030)
  3. この加算した値が、文字コードになる。
  4. 次の桁は、余り(例 3456)について同様の処理を行う。
要するに整数の文字を表す文字コードは、表1のようになっており、 その差が#0030である。
表 1: 数字を表す文字のコード
文字 文字コード(16進数)
0 #0030
1 #0031
2 #0032
3 #0033
4 #0034
5 #0035
6 #0036
7 #0037
8 #0038
9 #0039

1.2 本日の内容

本日は、前回の逆で、文字コードを数値に変換する。これは、マクロ命令INを使っ てキーボードから数値を読み込んで、それを処理するプログラムに応用できる。

IN命令で数値を読み込むが、それは文字コードでメモリーに格納される。その文字 コードで格納された整数を実際の整数に変換する方法を学習する。


ホームページ: Yamamoto's laboratory
著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成17年2月20日


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