一般に、情報を記号によって表現することをコード化(符号化)と呼びます。表
現されたものをコード(符号)と呼びます。COMET IIでは、JIS X0201ラテン文
字・片仮名用8単位符号を用います(教科書p.13の表2.3)。表を見て分かるよう
に、各文字が8ビットの数字で表現されているだけです。たとえば、
文字 |
2進数 |
16進数 |
! |
00100001 |
21 |
+ |
00101011 |
2B |
3 |
00110011 |
33 |
K |
01001011 |
4B |
t |
01110100 |
74 |
のようです。これは、JIS X0201コードです。次の問いに答えなさい。
- このコードのビット数は、いくつでしょうか?。それは、何バイトでしょ
うか?。
- このコードで表現できる文字数は、いくつでしょう?
- 漢字やカタカナ、ひらがながある日本語の文字はこのコードで表現で
きるか?
文字は8ビットで表していますが、COMET IIは16ビット単位でデータを取り扱
います。一つのアドレスあたり2文字を格納することも考えられますが、そう
すると1文字を取り扱うのが大変になります。実際、COMET IIでは、上位8ビッ
トを0にして、下位8ビットを使うと決められています。それについては、教科
書P.211の真ん中あたりの文字定数の部分に書かれています。
図4にCOMET IIのアドレス#A000から'Akita kosen'と文字
が格納された場合のメモリーを示します。
- 図4で、上位8ビットが0になっていること
を確認しよう。
図 4:
文字の格納状態。データの'????'は不明を示す。
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教科書に書いてある通り(P.14)。
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Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
平成16年9月7日