ガウス消去法とガウス・ジョルダン法は単純で、諸君が今まで連立1次方程
式を計算してきた方法と同じである。
ガウス消去法というのは、連立方程式
(4)を次にように変形させて、解く方法である。
このように式を変形する方法をガウスの消去法と言う。実際の変形方法に
ついては、次のガウス・ジョルダン法とほとんど同じでなので、次節を参考に
すること。このように式が変形できると後は簡単で、次にようにか
らまで順次計算する。
の値は、
と求めることができる。この式は、
|
(8) |
とまとめることができる。これを使って、
〜
0まで処理することを後
退代入と言う。重要なことは、後ろ
から処理することで、決して、
から処理することはできない。ガウス消去法と後退代入により連立1次方程
式は、コンピューターで容易に解くことができる。
ホームページ:
Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
平成16年11月9日