3 実際の計算方法

ここで、実際のプログラムを作成する上で、一つだけ注意を与えておく。プログラムが安 定に動作するためには、位置と時刻の微小変化の比の2乗は、

$\displaystyle \alpha \le 1$ (18)

である必要がある。この値は、繰り返し計算をすると、その回数だけ乗算される。即ち、 n回の繰り返し計算があれば、$ \alpha^n$が現れる。もし、$ \alpha$が1以上であれば、早 急に発散するであろう。従って、これは1以下になるように、微小変化を考えなくてはな らない。


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著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成17年2月18日


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