Subsections
前回の講義では,教科書 [
1]の第5章の
CASL IIプログラム例の[例
題4]〜[例題7]を学習した.
- [例題4]論理演算とアドレス修飾
-5pt
- アドレスをずらす(オフセット)ために,アドレス修飾が使われる.アドレスと
汎用レジスターのGR1〜GR7をカンマで区
切れはよい.(例) LD GR1,DATA,GR2
- [例題5]シフト演算
-5pt
- データを左に1ビットシフトさせると2倍される.右に1ビットさせると1/2にで
きる.
- これを込み合わせて,かけ算や割り算が可能である.演算に使われる数を
の和に分解するのがコツである.ただし,
は負の数も含む.
- [例題6]繰り返し処理
-5pt
- ジャンプ命令とそれを制御するフラグレジスターを使って,繰り返し処理がで
きる.
- [例題7]繰り返し処理とサブルーチン
-5pt
- サブルーチンはプログラムの部品である.
- CALL命令でサブルーチンを呼び出し,RET命令で呼び出し元へ戻る.
本日は教科書のp101-114の以下の内容について学習する.
- [例題8]アドレスの受け渡し
-5pt
- 完璧なサブルーチンを目指し,サブルーチンへのデータの渡し方を学習する.
- [例題9]ラベルを2重に付ける方法
-5pt
- DS命令を使って,同じアドレスに2つのラベル名を付ける方法を学習する.
- [例題10]数値データを文字データに変換
-5pt
- メモリ中の整数値のデータを文字のデータとして,メモリーに格納する方法を
学習する.これは数値を標準出力(ディスプレイ)に
表示するときの必須テクニックである.
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Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
2006-02-16