まずは,教科書p.115の文字を格納するメモリー領域を
BUF DS 256が気になるところである.この256とはいったい何かである.256= である.これはコ ンピューターでよく使われる整数で,多分この場合は1レコードの値と思われる.1回に読 み込まれる最大文字数のつもりであろう(推測).通常,このようにするとデータ転送の効 率が良いのである.ただ,COMMET IIにはそんな仕様は無いので気にする必要はない.実 際に使われている機器のアセンブラのプログラムを書く場合は,注意が必要である.
後は教科書に沿って説明する.
GR0 | 最終的に,読み込んだ整数になる |
GR1 | 桁の重みを読み出すときに使うインデックスレジスター |
GR2 | 処理の桁を示し,先頭の桁(符号の時もある)がゼロで,1の位がLEN-1とな る |
GR3 | 処理している桁の整数値 |
GR4 | その桁の値(桁を表す整数 その桁の重み) |
DATA | 調べるデータの先頭アドレス. |
BUFF | 読み込まれた整数を文字コードとして格納している先頭のアドレス. |
LEN | 読み込んだ文字数. |
レジスター | 実行前 | 実行後 |
GR3 | 乗算する値(カウンターとして使う) | 0 |
GR4 | 乗算する値 | 除算の結果 |