本日の授業のテーマである「CASL IIの命令の種類とプログラムの書き方」を理解するた
めには,アセンブラーの仕事を理解する必要がある.そのためには,ある程度プログラム
の作成順序が分からなくてはなくてはならない.図
1に, アセンブ
ラ言語でのプログラムの作成手順を示す.作業の中心は,
- テキストエディターにより,アセンブラ言語でソースプログラムを記述し,ソー
スファイルを作成する.
- アセンブラーにより,ソースファイルを機械語の実行ファイルに変換する.
である.
アセンブラーの役目は,人間が分かるアセンブラ言語で書かれたソースファイルをマシン
語に変換することにより,実行ファイルを作る.
アセンブラーとはこのような仕事をするプログラムである.その様子を図
2に示す
3.何のことはない,先週の諸君の課題で
アセンブラ言語をマシン語に直すのと同じで,アセンブラーはそれをやっているのである.
ただし,このプログラムは,メモリーの#0020からロードされた場合とし
ているので注意が必要である.
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Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
2005-11-25