- 人間が理解できるアセンブラ言語(ここではCASL II)のソースプログラムを,コン
ピューターが理解できるマシン語に直すプログラムをアセンブラーと言う.
- CASL IIのアセンブラ言語の命令は,アセンブラ命令と機械語命令,マクロ命令に
分けられる.
- アセンブラ命令はアセンブラーに指示するためにある.CPUが実行する機
械語に変換されない.ただし,データはビットパターンに変換される.
- 機械語命令は,実際にCPUの動作を記述する.機械語命令は,CPUが動作す
るためのある特定のビットパターンに変換される.
- マクロ命令はCPUが実行するビットパターンに変換されるが,機械語命令
のような1対1の対応はない.多くの機械語命令を組み合わせて,その命令
を実行する.
- CASL IIのプログラムは,図10のように記述する.
- ラベル欄に文字列は,アドレスを表す.オペランドとしてそれが使われる
と,マシン語では,その行のアドレスに変換される.
- 命令コード欄には命令が書かれる.
- オペランドには,命令コードが処理を行う対象を書く.
- セミコロン(;)を書くと,それ以降から行の終わりまで,コメント(注釈)文とし
て解釈され,アセンブラーは無視する.
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Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
2005-11-25