ここでは、静電場を記述する式から出発し、電荷保存則とFaradayの電磁誘導の法則が成
り立つように、電磁場の発散と回転の式を拡張した。これにより、電磁場(
,
,
,
)及び、電荷密度
と電流密度
の全ての変数
が時間の項を含ませることができる。他に法則はなく、これだけである。全て書き出すと、
となる。ただし、電磁場がある媒質の性質を決める誘電率
と透磁率
を
とおして、
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(39) |
|
|
(40) |
の関係がある。
もう一度言うが、全ての変数は位置
と時間の関数となっている。これが電磁
場を記述する完全な方程式である。これが計算できれば全ての電磁気の問題は解けること
になる。
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Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
平成19年6月24日