先週は,さまざまなユーザー定義関数を学習した.その内容は,以下のようなものであっ
た.
- ファイルに計算データを書き込む方法を学習した.以下のように記述すれば,デー
タをファイルに書き込むことができる.
- FILE *out; ファイルの情報を格納する変数宣言.
*outがファイルの情報を格納する変数である.outはfugafugaの
ようにどんな名前でも良い.しかし,先頭のアスタリスク(*)は必須
である.
- out=fopen("data.txt","w"); 書き込み用にファイルを
開く.data.txtがファイル名で,wが書き込み用にファイルを開
くことを示している.ファイル名は適当に変えてもよい.fopen()関数の戻
り値は,ファイル情報を格納する変数に代入する.
- fprintf(out, "%f\
t%f\n", x, y); ファイ
ルにデータを書き込む.ファイルに書き込むfprintf()関数は,ディスプレ
イに表示するprintf()関数とそっくりである.書き込むファイルを指定する
ファイル情報の変数を最初に書く--ことが異なる.
- fclose(out); ファイルを閉じる.使い終わったファイ
ルは閉じなくてはならない.
- 引数や戻り値の無い関数を宣言するときには,voidと型宣言をする.
本日の学習範囲は教科書 [
1]のp.189-202である.教科
書とは別に,プリントに沿って先週よりは複雑,そして役に立つ関数の作成を試みる.本
日の学習のゴールは以下のとおりである.
-4pt
- ローカル変数とグローバル変数の違いが分かり,変数のスコープと言う考え方を
理解できる.
- グローバル変数の使い方が分かる.
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Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
平成18年11月10日