前回の講義では,(1)ファイルのデータを読み込む方法,(2)配列を関数に受
渡す方法を学んだ.
ファイルからデータを取得するには,(1)ファイル情報を格納する変数を用意する,(2)ファ
イルをオープンする,(3)ファイルからデータを読み込む,(4)ファイルをクローズすると
いう一連の動作が必要である.
FILE *in_file;
in_file = fopen("/home/yamamoto/tmp/program/int_data.txt", "r");
for(i=0; i<10000; i++){
fscanf(in_file,"%d%d%d%d",
&data[i][0],&data[i][1],&data[i][2],&data[i][3]);
}
fclose(in_file);
呼び出し側では配列名のみを,ユーザー定義関数では配列名と左端を空欄とした要素数を
記述している.こうすることにより,ユーザー定義関数に配列のデータを渡すことができ
る.
hoge = cal(data); // 関数の呼出し
int cal(int hoge[][4]){ // 呼び出される関数
本日は,教科書 [
1]のp.240-260の範囲を学習する.ここで,理解すべき内容は以下のとおりである.
-4pt
- コンピューターで文字を扱う場合,文字コードと呼ばれる整数として取り扱うこ
とが分かる.
- C言語で文字列を取り扱う場合,配列を使うことが分かる.
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Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
平成19年1月25日