1 前回の復習と本日の内容

1.1 前回の復習

前回の講義では,(1)ファイルのデータを読み込む方法,(2)配列を関数に受 渡す方法を学んだ.

1.1.0.1 ファイルからのデータの読み込み

ファイルからデータを取得するには,(1)ファイル情報を格納する変数を用意する,(2)ファ イルをオープンする,(3)ファイルからデータを読み込む,(4)ファイルをクローズすると いう一連の動作が必要である.
  FILE *in_file;

  in_file = fopen("/home/yamamoto/tmp/program/int_data.txt", "r");

  for(i=0; i<10000; i++){
    fscanf(in_file,"%d%d%d%d",
	   &data[i][0],&data[i][1],&data[i][2],&data[i][3]);
  }

  fclose(in_file);

1.1.0.2 関数への配列データの受渡し

呼び出し側では配列名のみを,ユーザー定義関数では配列名と左端を空欄とした要素数を 記述している.こうすることにより,ユーザー定義関数に配列のデータを渡すことができ る.
  hoge = cal(data);                        // 関数の呼出し

  int cal(int hoge[][4]){                  // 呼び出される関数

1.2 本日の学習内容

本日は,教科書 [1]のp.240-260の範囲を学習する.ここで,理解すべき内容は以下のとおりである. -4pt


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著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成19年1月25日


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