2 UNIXの基礎

2.1 ディレクトリー構造

UNIXを使う場合,以下のことを理解しておく必要がある.
図 1: UNIXのファイル構造とそれを扱うコマンド
\includegraphics[keepaspectratio,scale=0.75]{figure/UNIX_file.eps}

2.2 UNIXのコマンド

UNIXではコンピューターに命令する場合,ターミナルからコマンドを打ち込む.ターミナ ルは,ユーザーがコンピューターに命令を行うウィンドウである.いろいろな命令がある が,まず諸君は以下の命令を覚える必要がある.

2.3 プログラムの作成順序

プログラムの作成順序は,図2のようになる.
  1. 作業用のディレクトリーの作成 まずはプログラムを入れるのディレクトリーをつくる.プログラムをディレクト リー毎にわけることにより,大量のプログラムを管理する.デスクトップの「ア カウント名+ホーム」と書かれたアイコンを開いて,右クリックの新しいフォルダー を選択することにより,ディレクトリーは作成できる.
  2. エディターによるソースプログラムの記述 ターミナルをダブ ルクリックして開く.そして,「cd ディレクトリー 名」をタイプすることにより,プログラム作成のディレクトリーに移動する.そし て,「emacs ソースファイル名.c&」とタイプして,emacs を立ち上げプロ グラムを書きはじめる.最後の&は,emacsを動作させたターミナルから,コ マンド入力ができるようにしている.
    \includegraphics[keepaspectratio,scale=0.8]{figure/emacs_hoge.eps}
  3. コンパイル プログラムを書き終えたら,それを保管する.そ して,C言語のファイルを機械語に変換する.変換するためには,「gcc -o 実行ファイル名 ソースファイル名.c」とタイプする.
    \includegraphics[keepaspectratio,scale=0.8]{figure/gcc.eps}
  4. 実行 コンパイルが完了したら,「./実行ファイル名」 とタイプして,プログラムを実行する.
    \includegraphics[keepaspectratio,scale=0.8]{figure/run.eps}
図 2: プログラムの作成手順
\includegraphics[keepaspectratio,scale=1.0]{figure/procedure.eps}

ホームページ: Yamamoto's laboratory
著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成18年6月7日


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