1 前回の復習と本日の学習内容

1.1 復習

構造体とは,関連のあるデータをひとつにまとめることができるデータ構造である.例え ば,電気情報工学科2年生のテストの成績を表すために,次のように構造体の定義と宣言 を行う.
  typedef struct{
    char name[80];
    int math;
    int eng;
  }student;
	
  student E2[45];

この構造体では,名前(name[80])と数学の成績(math),英語の成績 (eng)がのメンバーである.そして,構造体の配列E2[45]がある.

構造体のメンバーにアクセスするためには,ドット演算子をつかう.

  strcpy(E2[12].name, "yammamoto");
  E2[12].math=23;
  E2[12].eng=76;

  printf("%s\n",E2[12].name);
  printf("%d\n",E2[12].math);
  printf("%d\n",E2[12].eng);
 

1.2 本日の学習内容

本日は,ファイル処理について学習する.ハードディスクにデータを書き込んだり,ハー ドディスクからデータを読み込んだりする場合のプログラムの記述方法を学ぶ.

教科書 [1]のpp.326-340が範囲である.学習範囲はここ までとするが,p.341以降に,さらに詳しい説明がある.p.341以降は,自分で学習せよ.

本日の学習のゴールは,以下の通りである.




ホームページ: Yamamoto's laboratory
著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成19年4月30日


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