時間領域の電磁場の解析には,時間領域差分法(Finite Difference Time
Domain:FDTD)がよく使われる.これについては,いろいろな教科書で説明され
ている.ほとんどの教科書はカーテシアン座標系が使われているが,我々の解析
対象である加速器では円柱座標系
の方が便利である.そこで,円柱座標系の
FDTD法で電磁場を解析するときの式を導くことにする.
ここでは,我々の主な解析対象は
モードのみを取り扱うものとする.
他のモードでも同じようにして式が導くことが出きるので,必要に応じて計算すれば良い.
当然,ここに載せている式はそんなに難しいものでは無い.誰かが,とっくの昔に論文や
教科書に公表しているかもしれない.だが,私はそれを持っていないので,引用文献を載
せることはできない.引用文献とすべきものがあれば教えて欲しい.
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著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成19年8月20日