さらに,取り扱うモードは
モードとする.これは,加速器空洞で使われ
るもっとも一般的なモードである.ほとんどの加速空洞は軸対称構造なので,このモードを円柱座標系
で解析することになる.一般的,電場は3個の成分
,磁場も3個の
成分
をもち,それぞれは位置
の関数である.しか
し,ここでは
モードが解析対象なので,
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FDTD法で計算すべき式は積分形で表す方が良い.これら,微分形の式をストークスの定理 を用いて,積分形に直すと
真空中の誘電率と透磁率の間には,
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また,これら電場の強さ
と束密度
,磁場の強さ
と磁束密度
には次の関係がある.
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