ヘルムホルツ方程式を有限要素法によって固有値問題にすると,
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(2) |
という形の一般化固有値問題になる.ここで,ディレクレ条件は斉次ディレクレ条件とし,
節点の番号は,ディレクレ条件が最後になっているものとする.
すなわち,全節点数がでディレクレ条件以外の節点が1番から番まで,
番から番までは,斉次ディレクレ条件だとする.
このような前提条件で行列をつくると,行列の行列
が以下のようにつくられる.
まず,を決定する.
の要素の寄与による項は以下のようになる.
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(3) |
これをさらに計算すると以下のようになる.
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(4) |
同様に,も求めていく.
の要素の寄与による項は以下のようになる.
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(5) |
これをさらに計算すると以下のようになる.
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ここで,は三角形の面積の2倍で,
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となる.
この一般化固有方程式を解けば固有振動数が求められる.
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著者: 夏井拓也
Yamamoto Masashi
平成19年8月20日