Androidはじめにプログラム作成を始めよう
Androidを使ったスマートフォンのアプリケーションプログラムの開発に関するメモです．私はその方面のプロでもないし，経験すらありません．とりあえず自分が忘れないために，分かったことをメモ書きするつもりです．
目次
スマートフォンアプリケーションプログラム開発の動機
近頃，アイフォンに代表されるスマートフォンをよく見かけます．中身は完全にコンピューターで，それ自身についてはあまり興味がなかった．普通に考えると，PCの方が機能が豊富で，遊びがいがある．あるとき，雑誌の広告で「(iPhoneのプログラムで)ちょっとしたこずかい稼ぎができる...」というような内容を見た．それからほどなくして，プロのプログラマーから「いい加減な(iPhoneの)プログラムでXX大学の学生がXX万円を得た」というような話も聞いた．へえー，普通の人が簡単にプログラムを売ることができる時代になったという実感が湧いたのである．世界デビューができるかも．
これって，けっこう教育に使える—のではないか．高専で学生にプログラミングを教えているとき，なかなか興味を持ってもらえなかった．教えているテーマが今の学生の興味にマッチしていなかったことが原因．数値計算は，一部の学生には受けたが，大部分の学生にはいまいちだった．もっとも，受けが良かった授業は「ゲームプログラミング(こことここ)」で，ほとんど教える必要が無く，意欲的に学生はプログラムをつくった．このとき，大部分の学生は，びっくりするほどよく勉強した．教師の最も重要な役割は学生の興味を喚起すること，ということが分かったような気がした．スマートフォンのプログラミングは学生がもっとも喜びそうな題材だろう．そして，実入りがあるのがよい．プログラムを本気で学び，プログラムを創造・改良する動機になるだろう．
ということで，「将来学生に教えるため」と「ちょっとした実入り」のためにスマートフォンのプログラミングの勉強を始めた．とはいえ，私はプログラマーでもないし，JavaやEclipseも全く知らない．かなり時間はかかると思うが，時間を見つけて少しずつ，テクニックを磨こうと思う．
なんで，Androidなの? iPhoneを始めるつもりだった．が，Macが必要と分かり，ガーン．ただ，それだけ．