データ構造
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Perlデータ構造Perl の様々なデータ構造について説明します. 目次はじめにperlは型指定が不要で,変数や配列などが簡単に使えます.変数名はには,アルファベットと数字,アンダースコア(_)が使えます.先頭はスカラー変数では$で配列では@,%はハッシュです.これらのデータ構造を識別する記号の次にアルファベットあるいはアンダースコアになります.$や@の次に数字はダメです.$や@が付く以外は,C言語と同じです.もちろん,大文字と小文字は区別されます. $_は,特別な変数です.いろいろなところで,デフォルトの変数となっています.そのため,普通の変数として$_を使うことは望ましくありません.同様に@_も同様です. スカラー変数名の先頭に$をつけることで,スカラー変数が生成できます. $hoge=2; $fuga=314e-2; $foo="Hello World!"; $a=$hoge; $b=$fuga; $c=foo; 配列配列名の先頭に@をつけます.配列の要素にアクセスするときには$と[]を使います.文字と数値をひとつの配列の中に混在させることもできます. @hoge=(31, 24, 1, 5, 923); # 配列の初期化 @fuga=@hoge; # 配列間の代入 $n=@hoge; # $nは@hoge要素数が代入される $nは5に $a=$hoge[1]; # $aは24になる $hoge[0]=333; # @hoge=(333, 24, 1, 5, 923)に @test=("suzuki",49,"sato",89,"tanaka",73,"yamamoto",65); ハッシュ(連想配列)配列名の先頭に%をつけます.通常の配列では,要素へのアクセスは整数のインデックスを使います.それに対して連想配列(associative array)では,キーと呼ばれる文字列を使って要素へアクセスします. %animal=(Tom => 'cat', Bucci => 'cat'); # キーはTOMとBucci,値はcatとcat $animal{'Jerry'} = 'mouse'; # 連想配列に追加 delete $animal{'Bucci'}; # データの削除 print "$animal{'Tom'}\n"; # catと表示; @animal_key = keys(%animal); # キーを取り出して,配列に格納 @animal_value = values(%animal); # 値を取り出して,配列に格納 while(($name, $species)=each(%animal)){ # 全てのキーと値を表示 print "Key:$name Value:$species\n"; } 構造体Perlで構造体を使う場合は,モジュール「Class::Struct」を使います. ページ作成情報参考資料
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