分岐には、if文とswitch文があります。switch文はプログラムの構造が分かり
難くなりますので、できるだけif文を使いましょう。
制御式(条件)が真の場合には特定の文を実行しますが、偽の場合には実行する
文がありません。
制御式(条件)が真偽に応じて、実行する文が異なります。
制御式(条件)が多段階になっています。最初に真にマッチしたブロックを実行
します。制御式が真にならない場合は、elseのブロックを実行します。
caseの使い方をまとめると、以下のようになる。
- 式は整数が結果とならなくてなならない。ただの整数変数でも良い。整
数変数1個でもC言語は式と考える(数学と一緒)。
- 式を評価して、その値がどれかのcase定数式と一致したら、その
caseラベルにジャンプして、そこから処理を行う。
- 定数式には、整数を書く。浮動小数点数や変数、文字列は使えません。
- 処理は、break文に出会うか、switch文の終わりの
}に出会うと終わる。
- 一般的には、各caseごとにbreak文を書く。しかし、
書かなくても良い。
- 式の値が、どのcaseの定数式とも一致しなければ、
defaultの文が実行される。defaultがなければ、ど
れも実行されない。
- caseは、単純なラベルである。要するに、目印で実行文では
ない。
- ひとつの実行グループに複数のcaseをつけても良い
- 同じ値をもつ2つのcaseを用いてはならない。
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Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
平成16年9月7日