3 これまでのまとめII(コンピューターの取り扱い)

3.1 秋田高専のシステム

この授業のC言語の学習では、UNIXというオペレーティングシステム (operating system)を使う。情報処理センターのnamahageと言う名前のUNIXマ シーン1台を44人が共有して、c言語を学習する。しかし、皆さんが直接触るパ ソコンは、Windos NTである。ネットワーク回線により、Windows NTから namahageを操作するのである。ネットワークで接続されているため、電気工学 科棟2Fの私の研究室からもnamahageを操作でき、便利である。設定さえすれば、 アメリカからでも、南極からでも、宇宙からでもnamahageを操作できる。

windowsからUNIXを操作するプログラムは、PC Xサーバー呼ばれ、いろいろあ りますが、秋田高専では「Exceed」と言うものを使っています。

3.2 UNIXのファイル構造

3.3 UNIXコマンド

以下のコマンドを学習したので、覚えておく必要がある。

pwd 現ディレクトリー(カレントディレクトリー)のパス(位置)の表示
ls ファイルとディレクトリーの表示
cd ワーキングディレクトリーの移動
mkdir ディレクトリーの作成
rmdir ディレクトリーの削除
cp ファイルやディレクトリーの複製
mv 名前変更や移動
rm ファイルの削除
cat ファイルの表示や連結
more ファイルの内容を一画面単位で出力
man コマンドのオンラインマニュアル
$ \uparrow$又は $ \downarrow$ history 以前のコマンドの表示 編集可能
$ [$ctrl$ ]$+c プロセスの強制終了
$ [$Tab$ ]$ 補完機能



ここで、ディレクトリーの削除について注意を与えておく。空のディレクトリー は、
rmdir ディレクトリー名
で削除できる。しかし、ディレクトリーの中にサブディレクトリーがあったり、 ファイルがあるとこのコマンドでは削除できない。その場合は、
rm -rf ディレクトリー名
とする。-rfはオプションと呼ばれるもので、rはrecursive(再帰)の略で、fは force(強制)の略である。

3.4 プログラムの作成とコンパイル、実行方法

プログラムは、分かりやすく分類するためにサブディレクトリーに置く。サブ でレクトリーの作成から、ソースファイルの作成、コンパイル、実行までの手 順は以下の通りである。
  1. ホームディレクトリー内にサブディレクトリー「sample1」を作成し、 そのディレクトリーに移動する。
  2. 作成されたサブディレクトリーの中に、「sample1.c」というソースファ イルを作成する。
  3. ソースプログラムをコンパイルする。
  4. 出来上がった機械語の実行ファイルを実行させる。

ホームページ: Yamamoto's laboratory
著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成19年8月22日


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3 これまでのまとめII(コンピューターの取り扱い)

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3.1 秋田高専のシステム

この授業のC言語の学習では、UNIXというオペレーティングシステム (operating system)を使う。情報処理センターのnamahageと言う名前のUNIXマ シーン1台を44人が共有して、c言語を学習する。しかし、皆さんが直接触るパ ソコンは、Windos NTである。ネットワーク回線により、Windows NTから namahageを操作するのである。ネットワークで接続されているため、電気工学 科棟2Fの私の研究室からもnamahageを操作でき、便利である。設定さえすれば、 アメリカからでも、南極からでも、宇宙からでもnamahageを操作できる。

windowsからUNIXを操作するプログラムは、PC Xサーバー呼ばれ、いろいろあ りますが、秋田高専では「Exceed」と言うものを使っています。

3.2 UNIXのファイル構造

3.3 UNIXコマンド

以下のコマンドを学習したので、覚えておく必要がある。

pwd 現ディレクトリー(カレントディレクトリー)のパス(位置)の表示
ls ファイルとディレクトリーの表示
cd ワーキングディレクトリーの移動
mkdir ディレクトリーの作成
rmdir ディレクトリーの削除
cp ファイルやディレクトリーの複製
mv 名前変更や移動
rm ファイルの削除
cat ファイルの表示や連結
more ファイルの内容を一画面単位で出力
man コマンドのオンラインマニュアル
$ \uparrow$又は $ \downarrow$ history 以前のコマンドの表示 編集可能
$ [$ctrl$ ]$+c プロセスの強制終了
$ [$Tab$ ]$ 補完機能



ここで、ディレクトリーの削除について注意を与えておく。空のディレクトリー は、
rmdir ディレクトリー名
で削除できる。しかし、ディレクトリーの中にサブディレクトリーがあったり、 ファイルがあるとこのコマンドでは削除できない。その場合は、
rm -rf ディレクトリー名
とする。-rfはオプションと呼ばれるもので、rはrecursive(再帰)の略で、fは force(強制)の略である。

3.4 プログラムの作成とコンパイル、実行方法

プログラムは、分かりやすく分類するためにサブディレクトリーに置く。サブ でレクトリーの作成から、ソースファイルの作成、コンパイル、実行までの手 順は以下の通りである。
  1. ホームディレクトリー内にサブディレクトリー「sample1」を作成し、 そのディレクトリーに移動する。
  2. 作成されたサブディレクトリーの中に、「sample1.c」というソースファ イルを作成する。
  3. ソースプログラムをコンパイルする。
  4. 出来上がった機械語の実行ファイルを実行させる。

ホームページ: Yamamoto's laboratory
著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成19年8月22日


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