1 先週の復習と本日の学習

1.1 先週の復習

2進数で表せる命令やデータ(整数や文字)が、ハードウェアー内部では、電圧 のHighとLowに対応していることを学習した。コンピューターは、その電圧に より制御される自動機械に過ぎないということである。その制御するものが論 理回路である。

コンピューターの最も基本的な構成要素であるCPUとメモリーは、データ のビット数に応じたバスで結ばれている。ここに電圧が発生して、データや命 令の受け渡しを行う。CPUの役割は命令に従いデータを処理することである。 メモリーは命令やデータを記憶し、必要に応じて、CPUにその内容を渡すこと が役割である。

1.2 今週の学習内容

本日から、本格的にアセンブラ言語CASL-IIの書き方(文法およびアルゴリズム) の学習を行う。CASL IIという特定のアセンブラ言語について学習することに なるが、他のアセンブラ言語でも似ている。これをちゃんと習得しておけば、 今後、他のアセンブラ言語を使うことになっても、短期間に理解できるであろ う。

そこで、本日は、CASL-IIの命令の種類とその書き方を学習する。本日のゴー ルは、

である。


ホームページ: Yamamoto's laboratory
著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成16年9月7日


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