2進数で表せる命令やデータ(整数や文字)が、ハードウェアー内部では、電圧
のHighとLowに対応していることを学習した。コンピューターは、その電圧に
より制御される自動機械に過ぎないということである。その制御するものが論
理回路である。
コンピューターの最も基本的な構成要素であるCPUとメモリーは、データ
のビット数に応じたバスで結ばれている。ここに電圧が発生して、データや命
令の受け渡しを行う。CPUの役割は命令に従いデータを処理することである。
メモリーは命令やデータを記憶し、必要に応じて、CPUにその内容を渡すこと
が役割である。
本日から、本格的にアセンブラ言語CASL-IIの書き方(文法およびアルゴリズム)
の学習を行う。CASL IIという特定のアセンブラ言語について学習することに
なるが、他のアセンブラ言語でも似ている。これをちゃんと習得しておけば、
今後、他のアセンブラ言語を使うことになっても、短期間に理解できるであろ
う。
そこで、本日は、CASL-IIの命令の種類とその書き方を学習する。本日のゴー
ルは、
- ソースプログラムを機械語に翻訳するアセンブラーの仕事が分かる。
- CASL IIの命令の種類が理解できる。
- CASL IIのプログラムの書き方が理解できる。
である。
ホームページ:
Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
平成16年9月7日