前回は、比較命令とジャンプ命令を学習した。これらを組み合わせて、
FORTRANでい
うところの、
IFと
GO TOに相当する構文ができることを理解したはずである。
本日は、シフト命令を学習する。これは、乗算や除算を行うときに使う。CASL IIのシフ
トめいれいは、次の通りである。
- レジスタの内容をシフトさせることにより、倍したり、倍する。レ
ジスターの内容は、符号付き整数として取り扱われる
算術左シフト |
SLA |
レジスタの内容を符号ビットを除き左にシフト。空きには0が入る。 |
算術右シフト |
SRA |
レジスタの内容を符号ビットを除き左にシフト。空きには符号ビットが入る |
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- レジスタの内容をシフトさせることにより、倍したり、倍する。レ
ジスターの内容は、符号なし整数として取り扱われる
論理左シフト |
SLL |
1語全てを、左にシフト。空きには0が入る |
論理右シフト |
SRL |
1語全てを、右にシフト。空きには0が入る |
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Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
平成16年10月22日