数値計算は言うに及ばず科学技術全般の考察にテイラー展開(Taylor expansion)は、重要
な役割を果たす。電気の諸問題を考察する場合、いたるところにテイラー展開は顔を出す
ので、十分理解しなくてはならない。まずは、

の回りのテイラー展開は、
と書ける。
0の階乗は

となることに注意。

は、関
数

を

回微分したときの

の値である。テイラー展開は、任意の関数

は、無限のべき級数に展開できると言っている。その係数が、

である。次に、

としてみる。この場合、
となる。これがマクローリン展開(Maclaurin expansion)である。次に

とする。そして、

とすると
となる。これは、しばしばお目にかかるパターン。
通常我々がテイラー展開を使う場合、この式
(1)~式(3)
のいずれかである。

個の未知数があり、それが式の数が等し連立方程式を考える。この場合、連立方程式
は
と書くのは中学校以来の習慣である。実際の問題を解く場合、これでは見通しが悪いので
線形代数の知識を使う。この連立方程式の係数と未知数、非同次項を、
のような行列やベクトルで表す。すると、連立方程式(
4)は、
のように表現できる。
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Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
平成16年11月29日