図
1に示すように
軸と垂直な弦の振動の方程式を考えた.
軸か
らの弦の変位を
とする.場所
と時刻
を決めたら弦の変位が決まるので,変
位は
と表すことができる.弦の変位は
は,弦の長さ
に比べて十分小
さい場合,次の偏微分方程式が成り立つ.
これを波動方程式と言う.
本日は,波動方程式(
1)を変数分離法で解くことを学習する.教科書
[
1]では,p.246-248の範囲である.本日のゴールは,次のとおりとする.
- 変数分離法により,偏微分方程式は連立の常微分方程式に変換できる--ことが分
かる.ただし,全ての偏微分方程式でこの方法が使えわけではない.
- 2階の常微分方程式を解くことができる.
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Yamamoto's laboratory著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
平成19年2月22日