1 本日の学習内容

1.1 前回の復習

1に示すように$ x$軸と垂直な弦の振動の方程式を考えた.$ x$軸か らの弦の変位を$ y(x,t)$とする.場所$ x$と時刻$ t$を決めたら弦の変位が決まるので,変 位は$ y(x,t)$と表すことができる.弦の変位は$ y(x,t)$は,弦の長さ$ L$に比べて十分小 さい場合,次の偏微分方程式が成り立つ.

$\displaystyle \if 12 \frac{\partial y}{\partial t} \else \frac{\partial^{2} y}{...
...l x} \else \frac{\partial^{2} y}{\partial x^{2}}\fi \qquad(c^2=T/\rho,\,c\ge 0)$ (1)

これを波動方程式と言う.
図 1: 弦の振動の様子.
\includegraphics[keepaspectratio, scale=1.0]{figure/string_vib.eps}

1.2 本日の学習内容

本日は,波動方程式(1)を変数分離法で解くことを学習する.教科書  [1]では,p.246-248の範囲である.本日のゴールは,次のとおりとする.


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著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成19年2月22日


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