[
Previous:
1 中間試験の内容
] [
Up:
学年末試験へむけて(電気数学)
] [
Next:
3 フーリエ積分・変換
]
2
パーセバルの等式
これまで学習したように,区間
で定義された区分的に連続な関数
は,
(
1
)
ただし,
のようにフーリエ級数で表すことができる.式(
4
)の両辺に
を乗じて
2
,関数が定 義されている区間で積分を行う
3
.
式(
4
)の
と
の計算式により
(
2
)
以上より,
(
3
)
が得られる.これを
パーセバルの等式
と言う.直交関数系のピタゴラスの定理のよ うなものである.フーリエ級数の収束の確認に有効である.
ホームページ:
Yamamoto's laboratory
著者:
山本昌志
Yamamoto Masashi
平成19年2月28日