1 先週の復習と本日の授業内容

1.1 先週の復習

ベクトル場やスカラー場の積分についてのべた.勾配と発散,回転の意味を示し,その積 分を与えた.得られた重要な結果は,以下の公式である.

$\displaystyle \phi(\boldsymbol{r}_2)-\phi(\boldsymbol{r}_1)= \int_{\boldsymbol{r}_1}^{\boldsymbol{r}_2}\nabla \phi \cdot\mathrm{d}\boldsymbol{s}$ (1)
$\displaystyle \int_V\boldsymbol{A}\cdot\boldsymbol{n}\mathrm{d}S=\int_V \div{\boldsymbol{A}}\mathrm{d}V$ (2)
$\displaystyle \oint_C \boldsymbol{A}\cdot\mathrm{d}\boldsymbol{\ell}=\int_S \nabla\times \boldsymbol{A}\cdot\boldsymbol{n} \mathrm{d}S$ (3)

1.2 本日の授業内容

本日は,ベクトル解析で現れる諸定理について述べる.多くは,文献 [1]を参考にしている.この本は,応用がかなり書かれており,わかり やすいくて良い.数学に偏ってないので,私は読みやすくて好きである.


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著者: 山本昌志
Yamamoto Masashi
平成19年7月5日


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