計測器オシロスコープ: RIGOL DHO924SPytyon にる計測・制御

RIGOL DHO924S について

RIGOL 社のオシロスコープ DHO9000 シリーズは小型・軽量で安価にも関わらず，とても高機能です．10万円前後でこのようなオシロスコープが購入できるとは，隔世の感が有ります．購入して，大正解だと考えています．ハードの性能は12ビット，1.25　GSa/s で，これはこれで高性能です．ソフトウェアーが素晴らしく，至れり尽くせりです．USB給電も良いです．ポータブルの USB バッテリーで駆動でき，高電圧部に乗っている機器の測定に便利です．

RIGOL社のオシロスコープについては，イチケンさんの YouTube チャンネル「【分解あり】12bitオシロスコープの価格破壊が起こっています…RIGOL初となる12bitオシロスコープをレビュー DHO4000」に，良い説明が有ります．RIGOL 社はオシロスコープ以外の計測器の開発も進めています．今後，世界的に伸びるメーカだと思います．

図1: DHO924Sを使った測定の様子

準備

PCをつかって DHO924S を制御するための準備は，以下の通りです．

1. Ethernet ケーブルをネットワーク環境に接続します．
2. IP アドレスを設定します．
• DHO924S の画面左下のアイコン: Start Menu をタッチします．
• すると Start Menu が現れます．そして，メニュー中のアイコン: Utility をタッチします．
• IPアドレス他のネットワークの設定を行います．
3. 計測器を制御するパッケージ pyvisa をインストールします．
   • anaconda 環境のコマンドは「conda install conda-forge::pyvisa」です ．
   • pip を使う場合は「pip install pyvisa」です．

プログラム例

ページ作成情報

参考資料

更新履歴

last update:2024/11/16 11:06:05