CST StudioModeling: VBAVBA による計算モデルの作成
VBA を使い計算モデルの作成のテクニックをまとめます.筆者のメモです.
目次
VBA について
CST Studio Suite のツールは,Visual Basic スクリプトから制御できます.内蔵のBASICインタプリタの言語は、Visual Basic for Application 言語とほぼ 100 % 互換性があります.タスクの自動化に使うと便利です.OLE (Object Linking and Embedding Automation) オートメーションにも対応しています.
VBA の例
History List
- ■メッセージボックスを使い値の表示
- Parameter List 他の値を,メッセージボックスで表示できます.具体黄な方法は,次の通りです.
MsgBox "acc_2a" & vbTab & acc_2a & vbCrLf & _
"acc_2b" & vbTab & acc_2b & vbCrLf & _
"acc_Rb" & vbTab & acc_Rb
Paramter List の (acc_2a, acc_2b, acc_Rb) の値を表示します.表示される値は,Parameter List の Value です.vbTab は「\t」です.vbCrLfは改行「CR+LF」(Windows の改行) です(具体的なメッセージボックス).
- ■Boolean Add (+) を繰り返す
- Transform の copy で複数のコンポーネントを作成すると,作成されたコンポーネントの名称は「元の名称_整数」となります.これをまとめ,ひとつのコンポーネントにするには,以下の VBA で可能です.
Dim i As Integer
For i = 1 To Cell_N - 1
Solid.Add "component1:acc_cell", "component1:acc_cell_" & CStr(i)
Next i
コピーで作成されたコンポーネントは「acc_cell_1」,「acc_cell_2」,「acc_cell_3」…で,そこをブール演算の和でひとつにまとめています.Cell_N の値は Parameter List で与えられています.CStr() は数値を文字列に変換する関数です.
ページ作成情報
参考資料
- CST Online Help 2024 の Visial Basic (VBA)
更新履歴
|