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Python環境設定: インストールAnaconda 環境の使い方Anaconda 環境での Python のインストール/アンインストール方法を示します.また,ライブラリ (パッケージ) の追加/削除方法も示します. 目次ANACONDA を使う理由使いやすくて,初心者に優しいことです.私みたいにヘビーユーザーでない人には向いていると思います..実を言うと,私の周りに ANACONDA のユーザーが多いことも有ります. インストール (ANACONDA)Python は様々な方法でインストールすることができます.近頃は,Anaconda が評判が良さそうです.ここでは,Anaconda でのインストール方法を示します.以前の Python のバイナリーパッケージからのインストールについては,「Pythonインストール (古い情報) 」を参照ください. Windows 編インストールWindwos の場合,システム環境そのものが Python を使っていなので,何も気にしないでインストールすることができます.私は,次のようにしてインストールしました.
起動方法Anaconda 環境の実行は,コマンドベースの CUI で行います.起動は Windows のタスクバーのスタート > Anaconda3 (64ビット) AnacondaPowershell Prompt (anaconda3) あるいは Anaconda Prompt (anaconda3) を実行します.UNIX のコマンドが使える AnacondaPowershell の方がお勧めです.これらを実行すると,コマンド入力のためのターミナル (コマンドプロンプト) が表示されます.ここにコマンドをタイプします. AnacondaPowershell の設定AnacondaPowershell のプロンプトに現れるパス名が長すぎて Linux 編既存の Python をどうするか?既存の Python とは Linux をインストールした時に同時にインストールされる Python のことです.Linux の場合,システムの動作に Python が使われます.そのため,この Python を変更や削除するとシステムがおかしくなることがあります.システムを安定に動作させるためには,この Python は変更しない方が良いです.何もしないで,そのままにしておきましょう. Anaconda をインストールすれば,複数の Python を使うことができます.これを可能にする仕組みが仮想環境です.ユーザーは Anaconda の Python を,Linux システムはシステムインストール時の Python を使えます.ともに安定に Python が動作します. インストールANACONDA のページの Products > Individual Edition の下の方の Anaconda Installers に行きます.そして,Linux のインスト−ラー「64-Bit (x86) Installer」をダウンロードします.IBM の プロセッサーを使っている場合は「64-Bit (Power8 and Power9) Installer」です.
以上で,インストール完了です.ターミナルを起動すると,プロンプトの前に (base) と表示されるはずです,インストールが成功した証拠です. (base) [~]$
ちょっと設定ターミナルのプロンプトの (base) は Python のデフォルトの仮想環境です.仮想環境の base に入っていることを示しています.この仮想環境から出るには「(base)[~] conda deactivate」とします.これで,仮想環境: Base から抜けて,コマンドプロンプトの (base) が消えます.再度,仮想環境に入るには「[~] conda activate」とします. ターミナルは Python 専用でないので,プロンプトに仮想環境名が常時表示されるのは煩わしいです.そこで,ターミナルを起動した時にデフォルトでは仮想環境に入らない設定とします.以下のコマンドで設定可能です. conda config --set auto_activate_base False Python の仮想環境に入るには, conda activate とします.これでデフォルトの仮想環境 base に入ることができます.他の仮想環境に入る場合は「conda activate 仮想環境名」とします.仮想環境の作り方は環境設定:仮想環境に詳しい説明があります. ディレクトリーとパスPython をインストールすると,ホームディレクトリーに以下のディレクトリーが作成されます.
仮想環境に入っていない時は,環境変数 $PATH の先頭は「ホームディレクトリー/anaconda3/condabin」となります.ここにはコマンド「conda」があります. 仮想環境に入ると,$PATH の先頭は「ホームディレクトリー/anaconda3/bin:ホームディレクトリー/anaconda3/condabin」となります. ライブラリー (パッケージ) のインストールPython はライブラリーが大変豊富で,ユーザーの目指す処理の大部分はライブラリーを使うことでできます.そのためには,処理に見合ったライブラリーがインストールされた仮想環境を構築します.ここでは,ライブラリーのインストール方法を示します.conda と pip を使う方法を示します.通常は conda を使いますが,不可能な場合は pip をつかます. 通常 (conda install)conda でインストールできるものは conda を使います.ここの例は,多次元配列の数値計算ライブラリー「NumPy」のインストールです.
インストールしたパッケージのアンインストールコマンは「conda remove パッケージ名」です.ここでの例では「conda remove numpy」です.途中,パッケージの削除の確認が求められるので,キー を押します. conda が使えない場合 (pip)conda が使えない場合,pip を使ってインストールできます.その歩法を示します.注意: conda が使える場合は必ず conda を使いましょう.conda のパッケージ管理がおかしくなることが有ります ここの例は,YouTube を取り扱うライブラリー「pytubeのインストールです.これは,conda でインストールできないパッケージです.
pip でインストールしたパッケージのアンインストールコマンは「pip uninstall パッケージ名」です.ここでの例では「pip uninstall pytube」です.途中,パッケージの削除の確認が求められるので,キー を押します. アンインストールANACONDA のアンインストール方法は,ANACONDA の WEB サイトの Uninstalling Anaconda に書かれています.そこには,二通りのアンインストール方法が示されています.通常はオプション A で十分です.完全にアンインストールする場合は,オプション B です. オプション A (シンプル削除)ファイルやフォルダーを削除します. Windows
Linux
オプション B (フル削除)全てのトレースと設定ファイル/ディレクトリーも削除したい場合は,このオプション B を使います.このオプションを使う前に,オプション A を実行する必要があります.Linux の場合は以下のようにします.
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