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Pythonインストール (古い情報) インストールと実行の確認Pythonのインストール方法と「Hello world」プログラムの作成方法をしめします.ここでのインストール方法は,すでに古くなっています.最新の Python インストール を参照ください. 目次インストールWindows 編Windows の場合,インストーラーをダウンロードし,GUI 操作によりインストールします.
Linux 編Ubuntuの場合,次のコマンドでインストールができます. $ sudo apt-get install python3 Pythonでは,さまざまなツールキットを利用して,GUIアプリケーションが作成できます.wxWidgetを使う可能性もあるので,そのツールもインストールしておきます. $ sudo apt-get install python-wxtools 動作確認(Hello world)インストールが完了後,バージョンの確認を行います.そして,Hello world プログラムを実行し,動作の確認を行いましょう.また,プログラムの作成・実行の雰囲気も分かります. バージョンの確認以下のコマンドで,インストールされている Python のバージョンの確認ができます. $ python -V Python 3 の場合は,次のコマンドを使います. $ python3 -V コンソールアプリケーションまずは,おきまりの「Hello world」のプログラムを作成します.そのリスト(hello.pl)は,下のようになります. 001 #!/usr/bin/python3 002 003 print('Hello world !!') 1行目は,Windowsには関係ありませんので,記述不要です.悪さもしません.Unix系のOSの場合,記述した方が良いでしょう. Windowsでの実行windowsで実行する場合は,二通りの方法があります.「コマンドプロンプト」から実行する方法と,「Python Shell」から実行する方法です. パスが通っていれば,コマンドプロンプトで実行可能です.ソースファイルを保存したディレクトリーに移動して,以下のコマンドをタイプします. > python hello.py
すると,以下の実行結果が表示されます.
Python Shell から実行する場合には,スタートメニューのプログラム(P) → Python 3.1 → IDLE (Python GUI) を選びます.すると,「Python Shell」が起動します.メインメニューの File → Open を選択して,ソースファイルを選びます.そうすると,別ウインドウにプログラムが現れます.メインメニューの Run → Run Module F5 を選択します.そうすると,プログラムが実行され,Python Shell に実行結果が現れます.
好みにもよりますが,私はコマンドプロンプトから実行する方が便利だと思います. Linuxでの実行Linuxでも,二通りの方法で実行できます.ソースプログラムを Python の引数で渡す方法と,ソースプログラムに実行権限を与える方法です. ソースファイルのあるディレクトリーに移動して,次のコマンドをタイプすれば,実行できます. $ python3 hello.py
すると,図10に示す実行結果が表示されます. もっとも良い方法は,プログラムに実行権限を与え,実行させることです.あたかもアプリケーションプログラムのように動作します.この場合は,次のようにタイプします. $ ./hello.py
プログラムの第一行目のディレクティブ(#!/usr/bin/python3)で,このプログラムのインタプリタを判断しています.シャープとびっくりマークのあとに,インタプリタの実行ファイルのパスを書きます.この場合の実行結果を,図11に示します.
GUI アプリケーション次に,GUI 版の Hello world をつくってみましょう.ここでは,ツールキット tkinter を使います.プログラムは,以下の通りです.Windows でも Linux でも同じです. 001 #!/usr/bin/python3 002 003 import tkinter as Tk 004 005 widget = Tk.Label(None, text="Hello World") 006 widget.pack() 007 widget.mainloop() Windows,Linuxともコンソールアプリケーションとして,実行します.実行すると,以下のようなウィジェットが現れます.
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